top-banner

SKY DREAM NS-1000 〜衝撃

さて本日は、あの忌まわしき望遠鏡、スカイドリーム NS-1000の真実を語ろう (笑)
話は、SE150Nの購入前に遡る。
なんとかして、スカイドリーム NS-1000を使おうと悪戦苦闘していた時、
鏡が汚れているのが気になり、掃除をすることにした。
それまで、あまり管理に気を使っていかった事もあり、鏡を外してみると
周囲がカビ?にやられていた。

しかし、全体的には、まだ綺麗な感じだったので、そのまま水洗いすることに。

f:id:spacegeek:20200729065543j:plain



鏡の方は無事、綺麗になった。しかし、反射式望遠鏡の掃除は、ここからが最大の山。
そう、光軸調整が待っている。
既に、レーザーコリメータを購入しており、いざ調整することに。
しかし、なぜかレーザー光が鏡筒内に入るとボケる。点にならないのだ。縦長の点?になる。

f:id:spacegeek:20200729065539j:plain



何故だ?不思議で仕方なかった。
色々、見渡していたら、一つ不可解な部分がある事に気づいた。それは、接眼部。
接眼部の筒の末端に、レンズみたいものが、はまっているではないか。

f:id:spacegeek:20200729065530j:plain






反射式の接眼部にそのようなものがあったか疑問になり、再び、大型量販店の望遠鏡売り場へ。
反射式の接眼部を除く。
無い・・・。そのようなものは、無い・・・。終わった(2回目)
家に帰り、早速、バラバラと接眼部を分解する。しかし、そこに待っていたのは、
それを上回る衝撃だった。スカイドリーム NS-1000の接眼部は、なせが2重構造になっており、
接眼部が伸縮する。(伸縮の機能に特段の意味があるようには、感じられないのだが。)
さて、伸縮する一段目と二段目の筒の間には、スライドを円滑にする為のフェルトみたいなものが
あることに分解する前から気づいていたが、分解した時、それがどのような物か判明した。
その物体とは・・・・

洋服の布切れ?

f:id:spacegeek:20200729065534j:plain




ガーーーーーーーーーーン (´Д`|||)

あまりのショックに、言葉を失った。これは、作り話でも何でもない。
こんなものが、接眼部に入っていたなんて。かりにも、これは光学製品。
ここまで悪質だとは思わなかった。
結局、その変な布は取り出し、代わりに植毛紙を筒の内側に張って、伸縮しないようにした。
まさに、『会心の一撃』をくらったような感じであったのは、言うまでもない。