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MacにPython環境を構築する

年収を上げたいという不純な動機から、「じゃぁ、自分をアップデートしなくちゃダメじゃね?w」ということでPythonを真面目に勉強してみようと思います。
(いつまで続くかはわかりません。もしかしたら環境構築して満足して終わってしまうかもです🌚)


Pythonを勉強するには、まず環境が必要なので、その環境を準備します。
LinuxMacかで悩んだのですが、Linuxでの環境構築は仕事でやったことがあるので、今回はメインで使用しているMacにインストールしてみたいと思います。
Macには元からPython2.7が入っていますが、最新版(3.x)を使いたいので、新たにインストールします。

目次



1. パッケージマネージャー(Homebrew)のインストール

まずは、パッケージマネージャーのインストールから。一昔前?はMacPortsが人気だった?ような気がしますが最近はHomebrewの方が人気のようです。そこは流行に乗ってということで、Homebrewに。
ターミナルを開いて、以下のコマンドを実行します。

%  /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)"

インストールについては、正規のサイトを見てもらう方が良いと思います。
と言っても、上のコマンドを実行するだけなんですけどね💧
brew.sh
 
 
 

2. pyenv のインストール

元の環境のPythonのバージョンを変えるのは少々気が引けるので、複数のバージョンが扱えるようにします。
pyenvというツールを使うとバージョンの切り替えができるとのことなので、今回は pyenvを導入します。

%  brew install pyenv

次にpyenvの自動補完機能を使えるようにします。
MacはCatalinaから、デフォルトシェルがbashからzshに置き換わったのでzshのファイルに追加します。

#お好きなエディタ等で編集してください。
%  vim .zshrc

export PYENV_ROOT=/usr/local/var/pyenv

if command -v pyenv 1>/dev/null 2>&1; then
  eval "$(pyenv init -)"
fi


#zshをリロードします。
%  zsh -l

 
 
 

3. python のインストール

この記事作成時点の最新版をインストールします。

% pyenv install 3.8.5 

 
 

4. python のバージョン変更

pyenvでpythonを入れただけだど、pyhonを実行した時にデフォルトでインストールされているバージョン(2.7)が使われてしまいます。
そこで、pyenvコマンドでバージョンを変更します。

# バージョンの確認
% pyenv versions

# *がついているのが現在選択されているバージョンです。
# つまり、デフォルトのバージョン(2.7)が選択されている状態です。
* system (set by /usr/local/var/pyenv/version)
  3.8.5

#バージョンの変更
% pyenv global 3.8.5

#バージョンの確認
% pyenv versions 
# 3.8.5が選択されました。   
  system
* 3.8.5 (set by /usr/local/var/pyenv/version)

#バージョンを再度確認
#もしここでバージョンが変わっていない場合は、ターミナルを再起動すると反映されると思います。
% python --version 
Python 3.8.5

 
 
 
以上で、基本的には最新版のPythonが使えるようになります。