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ハセガワ 1/200 スペースシャトル オービター 製作 #3

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目次

 

合わせ目消し

組み立て作業が終わったら、次は合わせ目消しに移ります。
急いで組み立てたせいもあり、合わせ目に隙間が出ているところや、合わせ目のズレが発生しています。これをラッカーパテと800番の紙やすりで整えます。
 

実機と比較せずに素直に組み立てれば良いものを、合わせ目を消していると、やはり実機と対比してしまい、ディテールが違うところを直したくなってきました😩。
誰も見ないし、そんなところを気にするのはオタクくらいなのですが、やはり気になると気になってしょうがないw
さて、ここからは、不毛作業の始まりです💣
 
 
 
 

ディテールの修正(機首の裏)

裏面のこの凸(デコ)。 『こんなもの、実機写真に無いし』と最初は思っていたのですが、よくよく確認してみると、外部燃料タンクとの接続や移動用ジャンボへ搭載する時に使用する接合部らしいことが分かりました。
キット的には、外部燃料タンクがついたキットもあるので、それに合わせたモールドだと判断しました。

NASA提供

今回は、車輪を出した状態にしたいので、このモールドは必要ありません。ということで削ります。
しかし、ここからもう一癖ありました。全て削ると穴が勝手に空きましたw
プラ棒2mmが、ちょうどハマったのでそれで穴埋めしておきます。
 
 
 
 

ディテールの修正(機首の姿勢制御用のスラスター)

機首にある、姿勢制御用スラスターの再現度。『あれ?、モールド薄くね&再現されてないよね?』ということで再現していきます。
まずは、小さいスラスターから。

  1. 1mmのピンバイスを当てて三つ等間隔で穴を彫ります。貫通させないように注意します。
  2. 竹串をヤスリ代りにして表面を整えます

大きいスラスターも修正です。
ここはどうやって再現するのかかなり悩みましたが、私は極細ポンチを使って再現することにしました。

  1. 1回目は、水平方向に削ります。
  2. ある程度削ったら、2回目は斜め上から下方向に削ります。

  3. 穴の外径を実機に近くなるように、穴を左右から削ります。

  4. 竹串をヤスリ代りにして表面を整えます。

    (鼻をほじってる人みたいです😅)

 

ディテールの修正(機首のスタートラッカー)

実機写真を見るとこの付近に穴が2箇所あります。調べると『スタートラッカー』ということが判明。
NASA提供
 
ディテールを追加していきます。
まずは側面から。

  1. 2mmのピンバイスで穴を開けます。
    2mmのプラ丸棒が穴から抜け落ちない程度(『少し押し込めば入る』的なところ)まで、精密ドライバー等で穴を広げます。

  2. 適当な長さに切ったプラ丸棒をデザインナイフの持ち手の先等、丸棒の切断面を傷つけない物で「トントン」とトンカチで釘を打つ要領で押し込みます。
    ちなみにこの作業ですが、調子こいて押し込みすぎるとプラ丸棒が、穴を通り越して落ちる or かなり深く入り込んでしまうので、 実機写真を観ながら慎重に叩き、丁度良い段差のところで止めます。仮に深く打ち込み過ぎた場合は、一度叩き落としてしまってから再度やり直せばOKです。

  3. 位置が決まったら、流し込み系接着剤を入れます。ここも調子こいてると、接着剤で穴が埋まりますので、ホントに少量だけです。
    入れすぎたら、即座にティッシュ等で余分な接着剤を吸い取って下さい。

 

次は上面。

  1. 0.5mmと1mmのピンバイスで穴を開けます。

  2. プラ棒をライターの火で伸ばしたものを使い、先程と同様の手順で穴を埋めす。  

機首のスタートラッカーのディテールアップは組み立てる前に気付いていれば、
もっと簡単だったのですが、組み立てた後なので余計に難易度が上がってます。

では、今回はこの辺りで!
 
 

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