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SKY DREAM NS-1000 〜結論

ここまで、スカイドリーム NS-1000 のダメっぷりを様々が語ってきたが、もう少しダメな部分を
紹介し、その最終的な結論についても話そう。(´Д`) =3 ハゥー
前回、虫眼鏡みたいなレンズがドローチューブ内にあることを紹介したが、
何故そんなものが必要なのか、また、外した状態で使用出来ないか、色々探ってみた

まず、レンズを外した状態で、ピントが合うか。結果  → 外すとピントが合わない
レンズを外した状態で使用するには、接眼レンズを相当近づけないとピントが合わない事が判明。

次に、接眼部を他のものに交換できるか。結果  →  交換不可?
オリジナルの接眼部の筒が小さく(31.7mm)、Vixen製の100mm望遠鏡の接眼部がそのままでは取り付け出来なかった。買った接眼部が悪いようにも思えるが、交換しても改善されそうにない気がする。

最後に何故、虫眼鏡みたいなレンズが必要なのか。 結果 → 焦点距離のつじつまを合わせる為。
この望遠鏡、筒本体の長さが430mmしか無いのに、焦点距離が1000mmもある。
折り返しの焦点距離が、半分以上ある計算になり、この時点で既に設計で無理が生じている。
この筒の長さであれば、焦点距離500mmが妥当だろう。
そんでもって、筒が短いのにも関わらず、焦点距離が長い為、どこかでそれを相殺しなくてはならない。
そこで虫眼鏡みたいなレンズをはめて、無理矢理、焦点を合わせているという結末。

ちなみにこの筒を利用して、無理のない設計にしようとすると、主鏡、斜鏡の交換をしなくてはならず、
1万ほど予算を必要する上、改造が成功する保証は無く、現実離れしている。( ノД`)シクシク…

ここまで勝手に言いたい放題だが(笑)、これ以上、この鏡筒に時間をかけるのもバカらしいので、
私なりの結論を・・・。

結論、 スカイドリーム NS-1000 は眼視専用鏡筒

以上、終わり。